化粧水がしみる原因と突然ヒリヒリし始めたときにおすすめの対処方法

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化粧水が突然しみるようになって困った

肌が敏感でヒリヒリしみる

ずっと肌に合っていると思って使っていたのにある日突然、化粧水がしみるようになってヒリヒリと痛みを感じたり赤みを帯びたりしたことはありませんか?


実際に自分が経験してみないと想像もできないことですが、このような症状は年齢とともにお肌が変化していることが原因で30代〜40代以降の女性によくあることです。


日焼けをした後みたいに一時的にちょっとしみる程度なら十分改善することは可能ですが、ひどくなると肌に合う化粧品を見つけるのが難しくなるほどひどい状態になってしまう可能性もあるので、早めに適切な対処をすることが大切です。


間違ったケアをして悪化させてしまわないためにも、化粧水がしみるようになる原因や適切な対処方法について紹介しますので、参考にしてみてください。


すぐに対処方法や使用するべきコスメについて知りたい方は「化粧水がヒリヒリとしみる時の対処法と改善に必要なこと」を参考にしてみて下さい。



化粧水がしみる原因

原因が分からない

まず、今まで何の問題もなく使うことができていた化粧水がしみるようになる原因を簡単に言うと


 
肌のバリア機能が低下しているから

です。


肌の表面には角質層と呼ばれる0.02mmの薄い膜があるのですが、この角質層が外部の刺激から肌を守るバリアとしての役割、さらに内部のうるおいを外側に逃がさないようにする働きをしてくれています。


正常な角質層

しかし、何らかの理由で角質層に異常が起きると、本来は刺激と感じないようなものにまで痛みや炎症などの過剰反応を起こしてしまうのです。


異常な角質層

普段から水に触れるとピリピリするなんて人はいないと思いますが、転んだりして傷付いた部位をお風呂で洗う時に水だけなのにすごくしみるという経験をしたことはありませんか?


これは角質層が傷ついて皮膚のバリア機能が低下した状態になってしまったために、健康な肌なら何の問題も起きないようなもので肌にダメージをと与えてしまうのです。


また、バリア機能が低下すると、乾燥肌やニキビなどによる肌荒れ、さらには紫外線の影響も受けやすくなってシミなども残りやすくなってしまうなど、痛み以外の肌トラブルも増加してしまうので放置しておくのは危険なのです。


では、傷があるわけでもないのに


どうしてバリア機能が低下してしまうのでしょうか?

主な理由としては


  • 季節の影響
  • 加齢や睡眠不足の影響
  • ホルモンバランス
  • 過剰なスキンケアなどによる乾燥

といったものが挙げられます。それぞれについてもう少し詳しく理解しておきましょう。


季節の影響

寒い

これは誰もが経験していることだと思いますが、冬場などの寒い季節になると空気が乾燥して湿度が下がるため、肌も水分が逃げて乾燥しやすくなります。


また、体温が上がりにくいので肌を保護する皮脂膜も形成されにくいのです。


正常な肌では本来交じり合わない水分と油分がうまくバランスをとって支え合うようにして機能しています。


でも、空気が乾燥して水分が少なくなると、水分によって支えられていた油分まで流出してしまうため、乾燥しやすくなるだけでなくバリア機能も低下し、冬になると肌荒れが目立った化粧水がしみるようになる方が多いのです。


加齢や睡眠不足の影響

睡眠不足で眠い

年齢とともに細胞の新陳代謝が衰えていくので、どうしてもターンオーバー(新しい皮膚が作られてから古い皮膚が剥がれ落ちるまでの期間)が遅くなっていきます。


そうすると時間の経過とともに古くなった角質が増え、角質層に必要不可欠な油分などが減少していくため、水分が蒸発しやすくなって乾燥したり、バリア機能が低下して肌荒れなどを起こしやすく刺激に弱い肌質に変化してしまうのです。


そのため、今まで刺激とも感じなかったものがしみたり炎症を起こしたりするようになるのです。


加齢の影響と同じように睡眠不足や不規則な生活習慣によってもターンオーバーが乱れてしまうために同じような症状を引き起こすことがあります。


だから30代前半くらいで比較的若い方でも、仕事や育児で忙しく睡眠を削ったり寝る時間がバラバラという生活をしていると、今まで使っていた化粧水が突然しみたりヒリヒリするようになることがあるのです。


しかも、小さな子供がいる場合はスキンケアをする時間がなかなか取れない場合も多く、肌が弱くなりやすいので注意が必要です。



ホルモンバランス

生理でお腹が痛い

普段はそうでもないのに生理前になると化粧品がしみたり肌荒れを起こしやすいという方も結構いると思います。


これはホルモンバランスの影響によるもので、生理前は男性ホルモンに似た働きをする黄体ホルモンの分泌が活発になるため、皮脂の分泌が増えたりするためどうしても肌トラブルが起きやすくなります


生理後は女性ホルモンであるエストロゲンの働きにより女性らしい肌(みずみずしく弾力のある肌)を作ろうと働きかけるのですが、生理前は女性ホルモンのバランスが崩れて肌の弾力や水分量も減り、バリア機能なども低下してしまうのです。


ホルモンバランスの影響は個人差が大きいのですが、ひどい人はニキビがたくさんできたり、化粧品によって炎症を起こすような敏感肌になってしまったりすることもあるのです。


過剰なスキンケアなどによる乾燥

洗浄力の強い洗顔料

きれいな肌になりたい一心で、メイク落としや洗顔の時やその後にタオルで拭くときなどにゴシゴシと過度に力を加えて摩擦を繰り返したり、化粧水や美容液をたたいて浸透させようとするといったことをしていませんか?


肌に直接刺激などの過剰な負担をかけるような間違ったケアをしていると、角質層が正常に機能するために必要な油分(皮脂膜やセラミド)が減少してバリア機能が低下してしまうことがあります。


特に肌トラブルを隠したくて濃いめのメイクでカバーしている、または崩れにくいファンデーションを使用している方は注意が必要です。


洗浄力の強いクレンジングの使用により油分を落とし過ぎる傾向があるため、さらにトラブルを起こしやすい肌になるという悪循環にはまっている可能性もあります。


また、洗浄力の強い洗顔料やピーリング石鹸などを使用している場合も、いったん使用を中止してみましょう。


過剰なケアをしていないつもりでも、メイク落としや洗顔料の使用後にひどくつっぱる、または長期間乾燥肌が改善しないという方は、無意識のうちに油分を落とし過ぎてしまっている可能性が高いので、普段のお手入れ方法を見直してみる必要があるのです。


化粧水がヒリヒリとしみる時の対策

化粧水がしみるようになってしまった場合は、どのような対処をするべきでしょうか?


必要なこととしては


  • 症状が悪化しないようにヒリヒリしない化粧水を使う
  • バリア機能を改善するためのスキンケアを実施する

という2つです。


ヒリヒリしない化粧水(刺激成分の少ないもの)を使う

敏感肌用のコスメ

化粧水を使っていてヒリヒリすると感じたら、当たり前ですがまずは今使っているものの使用を中止することです。


肌のバリア機能が低下していることが問題なので、すぐに改善策を実行したいところですが、炎症を起こしたままだとちょっとした刺激でも悪化してしまうので、まずは使用をやめて炎症などが治まるのを待つようにしましょう。


ただ、使用中止と言っても保湿をして肌を保護することは必要なので、まずは敏感肌用で低刺激のコスメを使用することが大切です。


敏感肌用の化粧水を選び方としては、無添加のものの方がいいでしょう。具体的には天然由来成分などを主に採用していてアルコール(エタノール)や防腐剤など刺激の要因となる成分が入っていないものです。


また、万が一肌に合わない場合でも損しないように敏感肌用で返金保証付きのコスメを選ぶとよいでしょう。


敏感肌向けコスメを返金保証付きで試す
敏感肌専門コスメ


いくら敏感肌向けのものであっても、最初は少量でパッチテストをして大きな問題が出ないかを確認してから本格的に使用するようにしましょう。


また、できるだけ刺激をしないようにすることも大事なので、クレンジングや洗顔の時は手と顔が直接触れ合わないようにジェルタイプや泡立ちの良い商品を使用して手と顔の間にクッションになるものを介在させることで刺激を最小限に抑えるようにしたり、すすぎの際にはお湯の温度も意識して、熱いお湯ではなくぬるま湯を使用するようにしてください。


もしも使用を中止したり敏感肌用のコスメを使っても炎症やヒリつきが治まらない場合は、自力でどうにかしようとせず一度皮膚科で相談してみるのが賢明です。


バリア機能を改善するためのスキンケアを実施する

スキンケアで肌がきれいになった女性

化粧水のヒリつきなどが収まってきてしみると感じなくなってきたら、次のステップとして肌のバリア機能を回復させるためのスキンケアを実践することが重要です。


バリア機能低下を改善するための対策としてポイントになるのがセラミドと呼ばれる成分です。


バリア機能を支えているのは角質層の隙間を埋めているセラミドと呼ばれる油分(細胞間脂質)なので、不足しているセラミドをスキンケアでしっかりと補給してあげることで改善効果が期待できるのです。


そのため、洗顔後に使用する保湿剤にはセラミドを成分として配合した美容液やクリームを選んでみてください。


セラミド生成をサポートする新発想のコスメ

化粧水以外のスキンケアも見直してみよう

スキンケアについてのアドバイス

ここまでの説明では、主にどのような化粧水や美容液を使うべきかという観点でお話してきましたが、原因のところでお話ししたように化粧水がしみる原因の1つに過剰な洗浄があります。


仕事柄メイクをきっちりされている方やメイク落としを簡単に済ませたいといった理由で不必要にオイルクレンジングなどを使用していると、セラミドが流出して肌が刺激に過敏になっていることがあります。


そのため、化粧水や美容液の見直しに加えて、その前段階のスキンケアであるクレンジングや洗顔も肌への優しさを重視して選択してみることをおすすめします。



どうしても改善しない場合は皮膚科に相談

病院

ここまで化粧水がしみるようになった場合の対処方法について説明してきましたが、中にはすでに全部試したことがあるという方もいるでしょう。


また、敏感肌向けの化粧水などのように一般的には肌への刺激が少ないものであっても炎症を起こしてしまったり赤みや痛み出たりする場合には、皮膚科で相談してみましょう。


一時的にバリア機能が低下しているだけではなく、皮膚に何かしらの異常が起きている可能性もあります。


隠せないほどの赤みが出るような場合は、自己判断をせずに必ず専門家に相談するようにしてください。