化粧水が肌に入らないと感じる原因と保湿後にすぐ乾燥する時の対策

MENU

化粧水が肌に入らないから乾燥する?

なぜか最近化粧水が肌に入っていかないようになり、朝の洗顔後やお風呂上がりに保湿をしてもすぐに乾燥するようになったと感じている方は多いのではないでしょうか。


いつも以上に化粧水をたっぷりと使っているのに全然うるおいが持続しないのは、保湿成分が肌の奥の方まで浸透しないからだと考えてしまいますよね。


でも、スキンケアをした後にすぐに顔がつっぱったりカサカサしてきてしまうのは、化粧水が肌の奥に入らないことが原因ではありません。


なぜなら、化粧水や美容液といったものは基本的に皮膚に浸透しないもので、本当に必要なのは肌の持っている水分を逃がさないようにすることなのです。


そこで、化粧水が入らないと感じる原因や、うるおいを持続させるために必要な対策、おすすめのコスメなどを紹介していきます。


化粧水が入らないと感じる原因

化粧水をたくさん塗っているのに肌の奥まで入らないと感じている方は、洗顔後のスキンケアについて誤った認識をしている可能性があります。


肌が乾燥しやすい状態になる根本的な原因を理解していないために、その後の対策についても間違った方法を実践してしまうのです。


スキンケアをしてもすぐに肌がつっぱるからといって化粧水を塗る量を増やしたり、パッティングやコットンパックなどで対応しようと考えている方は特に注意が必要です。


では、多くの方が誤解している


  • そもそも化粧水は肌に浸透しない
  • 保湿不足ではなく水分保持機能の低下が問題

という2つの点について、思い込みや勘違いを修正していきましょう。


そもそも化粧水は肌に浸透しない

最初にも言いましたが、基本的に化粧水は「肌に浸透しないもの」です。


意外と知らない方も多いのですが、基本的に肌は有害なものが入らないように「バリア機能」を持っています。


正確に言うと、皮膚の一番表面にある表皮と呼ばれる0.2mmほどの薄い膜があり、さらにこの表皮の最表面にある0.02mmの角質層と呼ばれる部分までは浸透することができるのですが、この角質層がバリアとしての役割があるため、さらに深い部分に入りこむことができないのです。


私たちの皮膚は表皮、真皮、皮下組織という3部分からできていて、ハリやうるおいのもとになる成分は「真皮」に存在するのですが、化粧水で保湿しようとしても真皮の外側にある表皮(の中の角質層)で弾かれてしまうので、うるおい成分を本来届かせるべき真皮まで入っていかないものなのです。


だから、肌がつっぱってきたりカピカピした状態だからと言って、たくさん化粧水を塗ったりスプレーなどでこまめに保湿をするようなやり方では根本的な解決にはならないのです。


保湿不足ではなく水分保持機能の低下が問題

化粧水は肌に入らないものだから適当に保湿をしても意味がないことはわかってもらえたと思います。


じゃあ何が問題なのかというと、保湿が足りないのではなくてうるおいを保持する力が低下してしまっていることが問題なのです。


私たちの肌にはバリア機能を持つ角質層という薄膜があると言いましたが、この角質層は真皮内に存在する肌にハリやうるおいを与えてくれる成分を逃がさないようにする機能もあるのです。


肌が乾燥しやすいと感じるのは保湿が足りなかったり美容成分が肌に吸収されないことが原因なのではなく、角質層の機能が低下して真皮内のうるおいが逃げやすくなってしまっていることが原因なのです。


角質層というのは肌のターンオーバーによって古いものが垢になって剥がれ落ちて新しいものに生まれ変わることで、バリア機能やうるおい保持力を保っています。


でも、睡眠不足や栄養不足、さらには間違ったスキンケアや加齢などによってターンオーバーが乱れて古い角質が剥がれずに残るようになると、徐々に角質層の機能が低下して、乾燥しやすくなったり刺激に弱い敏感肌になってしまうのです。


つまり、潤いのある肌を保つには「与えること」よりも、「減らさないようにすること」が大切なのです。

化粧水が入っていかないと感じるときに必要な対策

ここまでの説明で、化粧水は肌の奥まで入らないものであること、うるおいがたりないのは皮膚が水分を逃がしやすくなっていることが根本的な問題であることがわかったと思います。


じゃあ、保湿をしているのにすぐに乾燥してしまう時に具体的にどのような対策なの?


という疑問を解決していきましょう。


潤いを補給するのではなく逃がさないために必要なこと

まず、根本的な原因である肌の水分が逃げがやすくなってしまっていることを改善するためには何が必要でしょうか?


前の項目で「水分を保持できなくなるのは角質層の機能が低下しているから」だといいましたが、もっと具体的に言うと「水分を保持するために必要な角質層の油分が不足している」ことが問題なのです。


角質層というのは、角質細胞と呼ばれる小さなものがレンガ状に積み重なるような構造をしています。


そして、角質細胞の隙間を「細胞間脂質」と呼ばれる油分が埋めてくれているため、有害なものの侵入をブロックしたり、皮膚の内部のうるおいなどを保持しておくことができるのです。


でも、年齢を重ねたり不規則な生活などによって古い角質が残るようになると細胞間脂質が不足してくるため、補ってあげることが必要なのです。


だからただ適当に選んだ化粧水や美容液を塗るのではなく、角質層に必要な油分を与えてくれるようなコスメを使って保湿をしてあげる必要があるのです。


必要なのはセラミドの補給

では、皮膚のうるおいを保持するために必要な油分である細胞間脂質を補うためにはどのような化粧品を使ったらよいでしょうか?


具体的には「セラミド」を配合したコスメを使用することが大切です。


保湿美容液などに「セラミド配合」と書かれているものがたくさんありますが、実はセラミドというのは肌のうるおいを守るために不可欠な細胞間脂質に含まれている成分なのです。


昔は化粧水で補ったうるおいを乳液(油分)でフタをして潤いを保つなんて言われていましたが、本当に必要なのは潤いが逃げないよう角質層にフタをして保護してくれるセラミドを補給することです。


だから、もしも洗顔後に保湿をしても化粧委が入らない、すぐに乾燥してしまうと感じている方はセラミドを配合した化粧品を使用してみて下さい。


セラミドはもともと皮膚に含まれているものなので、肌に合わないといった心配も少ないでしょう。


何となく口コミで評判だったり人気のものを選ぶのではなく、あなたの肌の悩み原因は何か、その原因を改善するにはどんなことが必要なのかを理解して、適切なコスメを使用することが大切です。