角質層を整えるために必要なスキンケアと化粧水や美容液選びのポイント

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角質層を整えるための化粧水や美容液を使おう

保湿

一般的にスキンケアでは、「化粧水や美容液を使って潤いを与えること大切」ということをほとんどの方が認識していると思います。


でも、ただ化粧水に配合されている水分や美容成分を肌に乗せて一時的に保湿をするだけじゃなくて、皮膚の表面にある角質層が持っているバリア機能を高めることが重要だということを理解している方は少ないのではないでしょうか?


意外と多くの方が皮膚のうるおいを保つうえで不可欠な角質層の存在や役割、ケアの方法を理解していないために、化粧水はたくさん塗れば十分うるおいを与えられるといった勘違いをしてしまうのです。


綺麗な素肌を手に入れるための正しいスキンケアを実践するためにも、皮膚の構造やうるおいを保持するために必要なこと、そしてそのための対策としておすすめの化粧品などを紹介したいと思います。


すぐにおすすめのコスメについて知りたい方は「角質層を健やかにするためのスキンケアにおすすめの化粧水や美容液」を参考にしてみて下さい。



スキンケアで角質層を整える重要性とそのために必要なこと

解説

角質層ってスキンケアでは比較的よく聞く言葉なのですが、ほとんどの方が何となく聞いたことはあるという程度で、どこにあるのか、どんな役割があるのかをちゃんと理解していないのではないでしょうか?


そこで、美肌を保つ上で欠かせない角質層の基本的な知識として


  • どんなものか?
  • どうしてスキンケアが重要なのか
  • スキンケアのポイント

といった情報をわかりやすく説明していきましょう。


角質層とは

疑問

古くなった角質が毛穴につまる、なんて言い方をされることから、なんとなく肌に悪いものといったイメージを持っている方もいると思います。


でも、実際には角質は健康な皮膚を維持するために必要不可欠なものです。


そもそもどこにあってどんなものかというと、私たちの皮膚の最も表面にあっておおよそ0.02mmほどの非常に薄い膜のことです。


もう少し具体的に説明すると、肌というのは主に


  • 表皮
  • 真皮
  • 皮下組織

という3つの層からできています。


表皮は肌の表面にあっておおよそ0.2mm、真ん中の真皮は1〜3mm程度という厚さで肌の潤いや弾力などを生み出す役割をしています。


そして、皮下組織というのは脂肪のことで厚みは人によって異なります。


私たちの体は骨や筋肉があり、その上を皮膚と呼ばれるこの3つの層で覆うことで構成されています。


表皮

そして、表皮は外側から順に「角質層(かくしつそう)、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、基底層(きていそう)」という4つの層から構成されています。


この一番外側の角質層は、最初にも説明した通りたった0.02mmなのに外部からの刺激を緩和して皮膚へのダメージを少なくする機能、皮膚の中に侵入しようとする異物をシャットアウトするバリアとしての機能、さらに皮膚のうるおいを保持するという重要な役割を担っているのです。


スキンケアの重要性

重要性

洗顔後のスキンケアで潤いを与えることが大事であることは誰もが知っていることなのですが、実はほとんどの化粧品はこの角質層をケアするためにあると言っても過言ではないのです。


どうして角質層のケアが大事なのか、その理由を説明しましょう。


さきほども言ったように皮膚は3つの層からできていますが、最も重要な働きをするのが真ん中の真皮と言われる部位です。


真皮には血管があり、その他にも肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチン、うるおいをもたらすヒアルロン酸など健康できれいな肌を維持するために欠かせないものをたくさん抱えています。


そして、この重要な真皮をダメージから守ったり、真皮のうるおい成分を逃がさないようにしたりしてくれているのが表皮の役割です。


正常な肌

つまり、きれいなお肌を保つためには真皮が健康であることがとても大切なのですが、真皮を綺麗に保つには表皮の一番外側にある角質層の水分保持機能が正常に働く必要があるのです。


また、乾燥してうるおいが逃げやすい肌は刺激にも弱くなり、肌荒れや炎症などの問題を起こしやすなり、ひどくなると今まで使っていた化粧品が突然合わなくなったりすることがあります。


 >参考:化粧水がしみる原因と突然ヒリヒリし始めたときにおすすめの対処方法


だから、日々のスキンケアで皮膚の表面にうるおいを与えて正常に機能するよう整えてあげることが重要なのです


角質層へのスキンケアのポイント

ポイント

角質層を整えて健康な状態にすることがきれいな肌を維持するために不可欠であることは分かったと思いますが、ただ化粧水を塗っているだけではあまり意味がありません。


健康な肌を作るポイントは、角質層が潤いを保持したりバリアとしての役割を果たすために不可欠な水分(=天然保湿因子)と油分(=細胞間脂質)を減らさないことです。


1つ目に挙げた天然保湿因子は英語でNatural Moisturizing Factor を略してNMFと呼ばれるものでとても重要なのですが、細胞の中に含まれるものなのでスキンケアで直接補うことができません。


でも2つ目の細胞間脂質は、レンガのように規則正しく並んだ角質細胞の隙間を埋めて、皮膚の隙間から不要なものが入ったり潤いが逃げたりしないように働いてくれるものですが、これはスキンケアでも補うことができます


そのため、化粧水や美容液を使用する際に重要なのは油分である細胞間脂質を与えてあげることなのです。


一般的に保湿というと化粧水をたくさん塗って乾かないようにすることだと思っている方も多いのですが、実は化粧水はクレンジングや洗顔などで取り除きすぎてしまった皮脂バランスを短期的に整えるためのものです。


皮脂という油膜の少なくなった肌は、乾燥しやすく細菌などが繁殖しやすい状態になるため、確かに洗顔後の一時的なケアも大切です。


コスメ

でも、長期的には化粧水を塗るだけでは足りなくて、皮脂バランスを整えるだけでなくもともと表皮に存在する細胞間脂質と呼ばれる油分を美容液などで補給してあげることが大切なのです。


肌が正常に働くためには油分も不可欠なため、多くのスキンケア用品は化粧水の後に美容液やクリームなどちょっと油を含んで粘り気のあるものでケアするようになっているのです。


ここを理解していないと、「たくさん化粧水を塗っているのに浸透しない」といった勘違いしてしまうのです。


 >参考:化粧水が肌に入らないと感じる原因と保湿後にすぐ乾燥する時の対策


健康な肌を維持するためのスキンケアでは、水分ではなく油分が大事だということをしっかりと意識して日々のスキンケアを実践していきましょう。


角質層を健やかにするためのスキンケアにおすすめの化粧水や美容液

どれがいい?

角質層の働き、スキンケアで化粧水や美容液を使う理由、そして油分を与えることが大事であることは理解して頂けたと思います。


スキンケアで油分を与えるというと多くの方が化粧水の後に乳液を塗ってフタをするといったことをイメージするのですが、実際にはちょっと違います。


乳液のような油分ではなくセラミドと呼ばれる細胞間脂質に含まれる成分を与えることのできる美容液などを使用することが重要なのです。


では、最後に角質層をケアする化粧品選びで大事なポイントをまとめましょう。


セラミドを配合したものを選ぶのが基本

化粧品

角質層は真皮層のうるおいを守ったり、外部から異物の侵入を防いで防いでくれていると言いましたが、この役割を果たすために欠かせない油分が先ほど紹介した「セラミド」と呼ばれるものです。


細胞間脂質とも呼ばれるセラミドは、角質層の隙間を埋めるように存在することで、うるおいを逃がさないようにしつつ、外部から余計なものが入らないようにしてくれています。


しかし、クレンジングや洗顔による過剰な洗浄や摩擦、さらに紫外線、生活習慣の乱れや加齢の影響によって新陳代謝が衰えてターンオーバーが遅れると、このセラミドが不足するためバリア機能が低下して敏感肌になったり、水分が蒸発しやすくなって乾燥肌が目立つようになってしまうのです。


そのため、化粧品でしっかりとセラミドを補給してあげる必要があるのです。


セラミドを生み出す力をサポートする新発想の化粧品


昔は乾燥しないようにするために乳液のような油分で水分を閉じ込めるという発想でしたが、本当に必要なのはセラミドによって必要な水分が逃げないようにすることなのです。


油分が必要なので美容液やゲルなどが基本

美容液

そして、セラミドを配合したコスメを選ぶときに間違ってはいけないのが、化粧水ではなくて美容液やゲル(またはクリーム)を選ぶということです。


先ほども言ったようにセラミドは脂質(油分)なので、クリームなどの油分をベースとした化粧品に配合されています。


そのため、角質層をケアするのはセラミドを配合した美容液やゲル、クリームのようなものを使用するようにしましょう。